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石川遼 everyone PROJECT Challenge 2026
プロテストは初日で棄権、ラウンド中は素振りも封印 左手親指痛の山脇健斗が2位に浮上「自分に期待していないのがいい」
逆輸入プロの山脇健斗(やまわき・けんと)がスルスルと上がってきた。
1アンダー・47位タイと予選カットラインが気になる位置からスタートした第2ラウンド。1番パー4で2.5メートルを沈めると、2番、3番は1メートル。気持ちよく3連続バーディを奪って「上位を目指す」にシフトした。
4番以降はピンチもありながらしっかりパーセーブをして悪い流れにしない。折り返した10番は4メートルを沈めて1つ伸ばすと、11番パー5では「7~8メートル」を流し込んでイーグル奪取に成功した。最終18番でもバーディを奪って、1イーグル・5バーディの「65」。通算8アンダーまで伸ばして、首位と7打差ながら2位タイで最終日を迎える。
この2日間を振り返ると、「初日は2OBで71だから内容は悪くない。アイアンショットの調子がいい。自分の強みを生かせている」という。無理にドライバーを使用せずに、ティショットで3番アイアンを使うなど、自分の武器にスコア作りを任せている。
平均飛距離300ヤード超の山脇は米国・カリフォルニア州出身で、日本ツアー本格参戦3年目の25歳。昨年のQTは3次で敗退し、QTランキングは247位。レギュラーどころか、ACNツアーの出場も厳しい順位で終わった。「昨年大失敗して、スイングも変えて、体も変えました」と自分と向き合った。
その成果はすぐに出る。ことし3月の「千葉オープン」では堀川未来夢らを振り切って優勝。7月の「札幌オープン」では河本力と優勝争いを演じて2位に入るなど、ツアー外の競技で結果を残してきた。
しかし、1カ月ほど前に左親指に痛みが発症した。9月1日から行われた日本プロゴルフ協会(PGA)の最終プロテストは、初日4アンダー・5位タイで滑り出したが、「原因が分からないので、無理にやって今後に影響するのも嫌なので」と2日目のスタート前に棄権したほどだ。
検査の結果、筋肉系で「治りやすいやつ」だったが、今でも痛みは続いている。この1カ月は、試合の日以外はクラブを握らない。ラウンド中も素振りはしない。痛みが出ないように握り方も変えてプレーしている。「グリップを変えて気持ち悪いですが痛いよりは…。素振りのしないのは不安もあります」という状態でプレーを続けている。
「今の自分のゴルフに期待していないのが、いいのかもしれない。とにかくプレーできていることがうれしいです」
今大会は4年連続4回目の出場となるが、相性がとてもいい。2023年は5位タイ、2024年は2位タイ、昨年は11位タイ。昨年までの栃木県のロイヤルメドウゴルフ倶楽部から棚倉田舎倶楽部に舞台を移したが、大会との相性の良さは継続している。
「ことしは推薦をいただけたので、感謝しています」
2週前のレギュラーツアー「ANAオープン」では、7位タイで予選を通過したが決勝ラウンドでスコアを落として35位タイフィニッシュ。「ANAの時は決勝に入ってから攻めに入りすぎてしまった。あしたは1打1打大切にして」。同じ轍は踏まない。手負いの状態ながら結果で恩返しすることを誓った。













