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ANAオープンゴルフトーナメント 2026
内藤寛太郎とジャンボさんの思い出
プロ21年目の内藤寛太郎(ないとう・ひろたろう)は20ー21年以来、5季ぶりの賞金シード奪還を目指している。

だが、ファイナルQT24位で挑む今季は「それどころじゃない。けっこう辛かった」と、レギュラーツアーはこれまで予選通過がわずかに2回。
「1試合1試合、こなすのだけ精いっぱいでした」と、薄氷の日々に、ふいに、光明が差したのは先月。
「Sansan KBCオーガスタ」で、新パターを投入したところ、4日間とも60台をマークして7位タイに。
「今週も、やっぱりショットは良くないですけど、パットがいいからグリーンを外しても、気持ちに余裕を持って攻められる」と、6バーディ、1ボギーの「67」をマーク。
5アンダーの2位タイで、出場2試合連続のトップ10発進に成功した。
本大会は、過去8度の出場で23年に4位の成績を残している。
反面、6度の予選敗退を喫しているので「本当にその1回だけ」と、苦笑をするが、大会7勝を誇るジャンボさんこと尾崎将司さんには、少なからずの思い出がある。
44歳。
世代交代が進む男子ゴルフでは生ジャンボさんすら見たことがない、という若手のほうが多数を占める中で、ベテランの内藤は在りし日の雄姿を知る希少な存在だ。
あれは、2009年の「フジサンケイクラシック」。
予選会を突破して、大会初出場を果たすと、なぜか予選ラウンドでジャンボさんと同組に。
「嬉しかったけど…緊張しました」と、2日間ともドキドキしながら同伴し、当時62歳のジャンボさんが、同35歳の内藤に、飛距離で勝った、負けたとライバル心をむき出しに。
「本当に凄いなって…」。
ツアー通算94勝(生涯)の根幹を垣間見られた気がして内心、驚嘆した日のことを、今もはっきり覚えている。
この「ANAオープン」では2002年に大会7勝目となる55歳での史上最年長優勝を達成するなど、数々の偉業を残しているジャンボさん。
「輪厚(わっつ)はとにかくジャンボさんがいっぱい勝っているイメージです」。
ここで自身もシード復活の足掛かりを作れるのなら、この上ない。














