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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2026

木村太一が5打差の圧勝!冷静沈着な男がACNツアー3年ぶり2勝目を飾る

ACNツアー第4戦『太平洋クラブチャレンジトーナメント』は29日、太平洋クラブ江南コースで最終ラウンドが行われ、

2位と3打差の単独首位から出た木村太一が通算17アンダーで逃げ切り、2023年「エリートグリップ」以来となる3年ぶりのツアー通算2勝目を飾った。この日の江南コースは、時折立っているのがやっとというほどの強風も吹き荒れるタフなコンディション。しかし木村は心身ともに、終始凪のように穏やかだった。「3打差は貯金ではなく、ハンデをもらってスタートする感覚。風が強いので、周りもそうスコアを伸ばせない。自分がいいゴルフをできれば大丈夫だと考えていました」 


 1番で幸先よくバーディを奪った直後、2番でいきなりピンチを迎えた。

強烈なアゲインストが吹く中、セカンドショットがグリーン左奥へ。

「ちょっと視野が狭くなっているのかも」と気づき、すぐさま気持ちをリセット。

しっかりとアプローチをピンに寄せ、難しいパーパットをねじ込み、ピンチをしのいだ。

「あのパーは大きかった。以降のプレーが本当に楽になった」

その後は攻めどきと守りどきを明確に分ける大人のゴルフを展開。

大勢のギャラリーに見守られ、プレッシャーがかかる最終組で4バーディ、1ボギーの安定したゴルフを披露し、

終わってみれば2位との差を5打にまで広げる圧倒的な逃げ切り劇。

「プレースタイルとして、どんな時も同じゴルフをすることを心掛けています。最終日にガンガン攻めるのはあまり得意ではないかも」と本人は笑うが、置かれた状況を冷静に分析し「明日も冷静にできれば一番有利だし、優勝できる」とメンタルコントロールにも徹したことも奏功した。


 

今大会、木村と共に帯同キャディとしてラウンドしたのは妻のはなさん。

道中は「ゴルフの話ばかり」だったというが、それこそが心地よい緊張感を維持する秘訣だった。

「いい感じに集中していたので、緊張感を切らさずできた」と、頼れる相棒への感謝を口にする。

結婚後初Vということもあって喜びもひとしおだ。

「去年のQTで失敗して、今まで頑張っているつもりでも振り返ってみればまだまだだったと気づいた。

そこから切り替え、このオフをやりきってきたという自負がある」

内藤コーチと二人三脚で取り組んできた厳しいトレーニングの成果が、

この難コンディションの中でのタイトルとして結実した。

 



同じ日本大学の同期である清水大成や桂川有人は、レギュラーツアーや欧州ツアーで活躍している。

「同じ舞台で戦いたいです。少しずつ追いついてきたかなと思うので、もっと切磋琢磨していけるように頑張りたいです。これで満足せず、2勝目、3勝目を目指します」決してぶれない冷静沈着な男が、最愛の伴侶、そして心強いコーチと共に、再びツアートーナメントを目指して駆け上がる。


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