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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2026

木村太一が大爆発!「9アンダー」の大会タイ記録で3打差独走、3年ぶりの2勝目へ

 ACNツアーの今季第4戦『太平洋クラブチャレンジ』は28日、埼玉県太平洋クラブ江南コースで第2ラウンドが行われ、

トップと2打差の7位タイから出た木村太一(きむら・たいち)が猛チャージ。

大会ベストスコアタイ(2018年竹内廉1R)となる「9アンダー/63」を叩き出し、

通算14アンダーまで伸ばして2位蛭川隆に3打差をつけて単独首位で明日の最終日を迎える。


 この日の木村は、初日の貯金を生かすどころかさらにギヤを上げて9バーディー、ノーボギーの猛爆発。

「全体的に悪いことはなかったです。ティショットも良くて、アイアンも昨日よりピンについてくれてパターも入ってくれてよかった。いいゴルフが出来ました」と納得の表情だ。

大会ベストスコアをマークする圧巻のプレー中も終始落ち着いているように見えた木村だったが、その胸の内は違った。

「結構途中から、何なら初日の途中から緊張していました。周りから見て落ち着いてるように見えていたのならうれしいですね」と、

意外な本音を明かした。緊張の理由は、内に秘めた焦りと、ようやく見えてきた手応え。




 今季は開幕からの3戦、思うような結果を残せずにいた木村。

オフシーズンには「トレーニングも練習も、今まで以上にやってきた」とすべてを見直し、己を追い込んできた自負がある。

それだけに「成績が出ないと焦りにつながってしまう」というプレッシャーとも戦っていた。

「自分の中で自信のある部分もあったけど、ここまで試合ではなかなか難しいなって思うこともあって。

でもようやくいい兆しが見えてきて、上位が見えてくるなって思うと緊張しました」

 そんな焦りや重圧をはねのけ、コーチと二人三脚で取り組んできた成果が、この大事な局面で一気に形となって現れた。昨年この時期に苦しんだ左手首のケガについても不安は完全に払拭されている。 「内藤雄士コーチがいいトレーナーさんを紹介してくれて、そのおかげで自分の体を見直すことにもなって、ケガも減りました」 恩師の導きによって心身ともにバージョンアップしたことが、今週の快進撃を支えている。




舞台である江南コースについては「凄くきれいで、グリーンも素晴らしくてプレーしていて気持ちのいいゴルフ場。攻めどころも守りどころもあって好きなコース」と相性の良さを口にする。

 明日の最終日は、強い風が予報されている。伸ばし合いの展開のなかで天候への対応も求められるが、木村の視界はクリアだ。

「みんな条件は同じ。自分が3打差で有利ですが守りに入るよりかは自分のプレーをすることを心掛けたい。
プロになってまだ1勝しかしていないし、自分が何が得意かなんて分かりませんが、今週は伸ばし合いにもついていけるかなって」
ケガからの復活を導いてくれた内藤コーチ、そして今週キャディとして帯同してくれているのは一番近くで生活を支えてくれている奥様。
信頼する二人のためにも、ここで立ち止まるわけにはいかない。
初日、2日目と同じように目の前の1打に集中し、オフの努力を結実させる最高の恩返しを目指す。
木村は3打差のリードを胸に、2023年の『エリートグリップチャレンジ』以来、

同ツアー3年ぶりとなる通算2勝目へ向け運命の最終日へと突き進む。

 

 

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