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東建ホームメイトカップ 2026

生源寺龍憲「トライ&エラーを繰り返していくしか」昨年覇者の矜持

生源寺龍憲(しょうげんじ・たつのり)は、改めて昨年の喜びをかみしめていた。
「やっぱり、初優勝って特別なものだと思うので」。

昨年の最終日は雨で中止となり、最終ラウンドをプレーせずに優勝杯を手にした。
「プレーでは雨に濡れなかったんですけど。みんながすごい一杯お水をかけてくれて…w。とても嬉しかったという記憶があります」。




本大会での開幕ダッシュを契機に最後まで賞金レースを引っ張った。
「一昨年(2024年)は、日本とアジアでもプレーして。勝てそうでなかなか優勝できずに、なんで勝てないんだろう、と思ったり…」。

それが、待望の初勝利を手にするなり、出ればV争いという破竹の勢い。

「僕は、オンオフを作らないようにしていて。昨年の開幕戦も、その前からアジアンツアーに出ていましたし、それくらいやっていかないと、それ以上は上に行けない」。

明けて今オフも正月返上で、練習やトレーニングに明け暮れ、2月末には、ニュージーランドで2連戦に臨んだが、2試合とも予選敗退。
「アイアンでもっと止めないな、とか。いろいろ考えて、新しいクラブで行ったんですが…」。

実戦初のカーボンシャフトで臨んだが、残念ながら合わなかった。

「しょうがない。観光できたと思って」と、初戦の豪州共催「ニュージーランドオープン」の土日は、空いた時間で名勝地をたっぷり見て歩いたが、2週目のJGTO新規大会「ISPS HANDA Japan-Australasia Championship」は、飛行機のキャンセル代も構わず、即帰国。

「それ以上、いても仕方ないと思ったので。速攻帰って、クラブの調整をしたほうが今後のため、と」。
新クラブでの海外遠征は失敗に終わったが、「トライ&エラーを繰り返していくしか上達の道はない」。
にらんだ通りに先週、日本開催のアジアンツアー「インターナショナルシリーズジャパン」では7位に入れた。

「ああ、こんな感じでプレーできれば上にいくな、と手ごたえがあった。優勝できるかなと思いながら最後までやれた」と、あっという間に復調。
今週の国内開幕戦に乗り込んできた。

会場の東建多度カントリークラブ・名古屋は優勝の前年の一昨年も2位に入るなど、相性はいい。
「ティショットが打ちやすいですし、レイアウトも好き。また去年みたいにプレーができれば上位に行けるのかな」と、練習日からさっそく手ごたえ。

昨季は、終盤の賞金レースを抜け出てまでPGAツアーの予選会に挑戦したが、出場権は獲れなかった。

「今年こそはクリアして」というのはもちろん、獲り損ねたキングの座に向けても虎視眈々。
今季からレギュラーツアーでもポイント制度が導入され、史上初の年間王者がかかる。

「いいプレーすれば必然的にそこにたどりつけると思っているし、さらにその先には世界に出ていくきっかけがある。1試合1試合、自分のできることをやって、その中で成長していければ」。
今季もゲンジにブレはない。


⛳組合せスタート時刻

今年もがつんとやりますよ。誓いのかがみわり

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