記事
Novil Cup 2026
大内智文が恐怖の2イーグル?! 開幕ダッシュで出陣だ
株式会社ACNホールディングスのサポートを受け、「ACNツアー」と改称して2季目を迎える今シーズン。
昨季、レギュラーツアーに先行する形で初導入したポイントランキング制度としても、2季目の今季は、同制度においても同社に特別協賛をいただけることとなり、「ACNチャレンジポイントランキング」と命名された。
ますます進化と発展を続けるJGTOのチャレンジトーナメントが開幕した。
徳島県のJクラシックゴルフクラブで行われる「Novil Cup」が1日、スタートした。
年間王者には、来季レギュラーツアーのシード権が付与される。
また、ポイントランキングで上位に入れば来季レギュラーツアーの出場権(主に前半期)が得られる。
年間3勝以上を飾れば、その時点でレギュラーツアーの出場資格が獲得できる。
初昇格を目指す若手にとっても、返り咲きを狙う中堅、ベテランたちにとっても負けられないシビアな戦い。
その第1日目。
好ダッシュに成功したのが、プロ9年目の大内智文(おおうち・ともふみ)だ。

2イーグル、4バーディと、ボギーは後半8番の1つだけ。7アンダーの「65」で、単独のトップに立った。
最初のイーグルは、前半の16番。225ヤードから、3Uで狙った2打目はグリーンの奥まで飛んだが、ラフからワンクッションで入った。
2個目は後半7番のパー5で、230ヤードから、ユーティリティでピンまで10ヤードに乗せた長いイーグルパットが決まった。
「バーディも、イーグルも。怖いくらいに入りました」と、好スコアになぜか首をかしげた。
「僕だけではなく、みんなも“怖いね”って」と、その“恐怖”は同組内にも蔓延していたそうだが、その根拠はきちんとあった。
今までキチキチにライン合わせをして打っていたパッティングを、今オフの取り組みで開放。
「こないだ知人からあさっての方向むいているぞ、って言われて…」。
ならばいっそ、と感覚に任せて打ちたい方向に向かって打ち、ハンドファーストが強すぎた手元を若干緩めて柔軟に。
この日の「26」パットにつなげた。
初日の大雨も味方にできた。
本大会は、2022年の初出場から毎年、カチコチのグリーンにはじき返され4年連続で予選敗退していたが、「きょうは雨で止まってくれる。それがいい方向に行きました」と、ティショットが右に曲がって2打目が171ヤードも残った最後9番(470ヤード)も、「ラフのすごい左足あがりのとこからちょこん、と打ったらピンに筋ってぴったりついた」。
ピンそばのバーディ締めに、本人が一番びっくりしていた。
欧州・DPワールドツアーで戦う星野陸也(ほしの・りくや)と同学年の29歳で、岐阜県出身。
小4からゴルフをはじめ、坂田信弘氏が全国に展開したゴルフスクール「坂田塾」で上達した。
地元のジュニア大会や中部アマで実績を上げながら、中京大4年の2018年にプロ転向し、レギュラー昇格を目指してきたが、一昨年の途中に腱鞘炎で離脱していた。
特別保障制度の適用を受けて療養につとめたのち、昨年復帰を果たしたが、結果には恵まれず。
出直しのQTも、ACNツアーの出場も大会によっては厳しいサード落ちを喫しており、「今年、裏シードは絶対に獲りたい。来年はレギュラーツアーに出られるように。ACNツアーでも、まだ優勝がないので勝って次につなげたい」。
開幕初日にさっそく希少なチャンスをつかめば、おのずと高ぶる。
「きょうは打ったらくっつくし、パターは入るし、逆に怖いくらい」と、改めて“恐怖の1日”を顧みた大内。
「全力でやったらいいほうにいいほうに行ったので、明日は気を付けて…」と、苦笑し、「このまま逃げ切れるように頑張ります」と、意気込んだ。









