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ファイナルQT千葉夷隅ゴルフクラブ 2025
中野麟太朗は7打差を守れず。プレーオフで悔しい惜敗
「まだまだ未熟だなと思いました」
通算18アンダーの単独首位で最終日を迎えた中野麟太朗。2位以下に7打差をつける独走態勢だったが、最終日は苦しいラウンドとなった。
スタートホールでボギーを叩くと、続く2番ホールでバーディを奪いバウンスバック。ただ、その後は3連続ボギーを叩くなど、悪い流れを止めることができなかった。
「風に強い自負はあったので、今日みたいな状況の中でも伸ばしていきたいと思っていたんですが、セカンドで風に負けてしまうような球になってしまって、パーオンさせることができなかったのと、今日はパットもあまり良くなかったですね」
1位にこだわりはない。とにかく自分が納得できる良いゴルフをするだけと話していた中野だが、この日は納得できない内容になってしまった。
「長いゴルフ人生の中では楽しいことよりも何倍も苦しいことの方が多いと思うんですが、その内の1日が今日来たと思っています」
結果だけを見ると1位を意識したと思われてもしょうがないと中野。ただ、そんなことよりも自分が納得できるゴルフができなかった悔しさの方が何倍も大きい。
プレーオフでも勝てるチャンスはあったが決めきれなかった。
そんな課題を抱えて、オフシーズンは死ぬ気でやると中野。
来シーズンはレギュラーツアーでさらに強くなった姿を見せてくれるに違いない。














