金子駆大（かねこ・こうた）が、初日唯一のボギーなしで回ってきた。

前半14番でティショットを曲げ、2打目が出すだけのピンチとなったが、120ヤードの第3打がカップイン。
一転ラッキーバーディを奪うと、そこから池がらみの16、17、18番も危なげないゴルフで、5バーディの「66」をマーク。

涙の初優勝を飾った「関西オープン」に続く2勝目にむけ、改めて好発進した。

2週前の「日本オープン」では惜しいことをした。4打差の2位の通算4アンダーでスタートしたが、1、2番の連続ボギーに続いて、4番ではダブルボギー。
「出だしで叩いてしまったので…。気持ちが切れてしまった」と、イーブンパーの10位タイに終わったが、結果優勝スコアは通算3アンダーだった。

「パープレーで回れていれば…」と、さすがに直後は逃がした魚の大きさを思ったりもしたが「次の日にはもうなんともない」と、即切り替え。
「今週またいいスタートが切れたので、頑張ります」と、心新たに2勝目に挑む。

• 金子 駆大