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Baycurrent Classic Presented by LEXUS 2025
練ランでコリンとのプレーも実現。金子駆大が初のPGAツアーで希少な体験中
初出場者は松山主催のアマ予選会を突破した@小林大河さんも含めて4人。
JGTO選手たちが、日本開催のPGAツアーで貴重な場数を体験している。
今年5月の「関西オープン」で初優勝を飾ったあとも、3位を4回記録するなど、好調を続ける金子駆大(かねこ・こうた)は先週までの賞金5位で、資格のある上位7人に入って人生初のPGAツアーを踏む。
「今年はこの試合にでることを一つ目標にしていた。実現できたことは、評価できる」と、胸を張ってヨコハマを歩いている。

台風接近の前日初日は、「風も難しかったけど、ショットもよくなかった。アプローチとパターでなんとかしのいだ」と、3バーディ、3ボギーのイーブンパー、25位タイでこらえた。
天気が回復した2日目は、3バーディとボギーは1個だけ。2アンダーの「69」でそつなくまとめ、通算2アンダーの28位タイで大会をターンする。
2番で2メートルのチャンスを逃すなど、「他にも獲れるところはあったのですが、PGAツアーのグリーンは難しい。明日から、入ってくれれば」。
週末にむけ、意欲も十分。
同組選手は当然みたいによく飛ぶが「自分は日本ツアーでも飛ぶ方ではないので。そこは慣れています」と、PGAツアー選手に囲まれても気負わない。
練習ラウンドでは「せっかくの機会。できれば海外選手と回りたい」と好機を伺い、一昨年覇者のコリン・モリカワとの9ホールプレーが実現。
「いい球を打っていました。すごいよい経験」。改めて希少な出場機会を噛み締めた。
地元名古屋から、家族や知人も来場。お母さんは、息子のプレーの合間に、松山英樹の組も追っかけるなど満喫してくれているようだ。
「連れて来られて嬉しいです」と、孝行を喜ぶ。
この2日間とも特に緊張もせず、普段通りのプレーを披露できた。
「明日も、きょうと変わらずできたらいい。目標はトップ10」。
週末のさらなる上昇を誓った。















