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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2025

平田憲聖は31位。小斉平の優勝を見届け再渡米

米二部ツアーでPGAツアー昇格を狙う平田憲聖(ひらた・けんせい)は、通算7アンダーの31位タイで戦い終えた。

アメリカから帰ってすぐの今季初戦は、日本ツアーで唯一の高麗グリーンだった。


「久しぶりの日本ツアーでもうちょっといいゴルフを見ていただきたかったですが、パットが決まらなかった」と、雷雲による競技中断前に残してきた最後1.5メートルのバーディチャンスも決められず、苦笑いがこぼれた。


現在ポイントランキング11位につけるコーンフェリーツアーは、残り4試合。
次週日曜日にまた渡米し、来季の昇格に賭ける。

「もちろん、勝つことも目標にしていますし、また頑張りたい」。


ホールアウト後はもちろん、中断中もファンに囲まれ、気さくに応じた。
「今年はギャラリーの前でプレーすることがなかったので、久しぶりに緊張しましたし、今回の経験がまた向こうで生きると思う」と、感謝。

今回の一時帰国で一番楽しみにしていたのが気の置けない仲間たちとの他愛ないお喋りだった。

「本当にしゃべりすぎだな、と思うくらい喋りました」と、嬉しそうに微笑む。


同じ大阪出身ということもあり、プロ入り後から特に仲良くしている小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)がV争いをしていたことも嬉しく、「去年は本人が一番悔しかったと思うし、この大会に駆ける思いは人一倍あったと思う。勝ってほしい」。

競技中断の影響で、決着も遅くなったが、初Vの瞬間まで見守り、友人にお水もかけて帰途についた。


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