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ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2025
吉本翔雄と若原亮太が揃って首位タイ堅守!混戦の最終日へ
福島県にあるグランディ那須白河ゴルフクラブを舞台に行われた『ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま2025』の大会2日目。
8アンダーのトップタイでスタートした吉本翔雄と若原亮太の2人が揃って6アンダー66でラウンド。通算14アンダーで首位タイを守った。
悲願のツアー初優勝を狙える絶好の位置で最終日を迎える吉本。この日は6バーディ、ノーボギーの66という内容。2日間続けてのノーボギーを首位タイに立っていることよりも高く評価していた。
「今週は3日間ノーボギーで回ることを目標にしていたので、それを2日間達成できていることには満足しています。今週は想定内にミスを収められていることがノーボギーにつながっているのかなと思います」。
今週の試合に入る前、堀川未来夢のYouTubeを見たとき、その中で生源寺龍憲が練習ラウンドのやり方について話していた回があったそう。そこで話していたティショットの考え方に関してちょっとしたヒントを得たと言う。
「練習ラウンドのやり方みたいな内容で、生源寺さんがフェアウェイの外枠みたいなものを自分で決めるというようなことを話していたんです。それを意識することで狙いがボヤけないのかなと思い、それを今週は実践しています」。
優勝争いができているのはそれだけが要因ではないが、ミスの幅を想定内に収められていることは事実で、多少ミスをしても焦ることなく対応することができていると吉本。
これまで、周囲の人からマネージメントに問題があると言われ続けていたと言う。そもそもマネージメントとは何なのか?その動画を見て、マネージメントに関するヒントを得たようだ。
「全くマネージメントしていなかったんだなと思いました。まだまだ勉強中ですが」と手応えを感じながらも、明日も想定内の幅にボールを運ぶことを目指す。
一方の若原は2勝目に手応えを感じている。
この日は3連続を含む6バーディ、ノーボギーの66。
「昨日よりもショットは散っていたので、その中で取れるところを取ってやれることはしっかりやれたと思います。優勝争いをできること自体が楽しいので、いい位置で最終日を迎えるので勝ちたいですね」。
この大会は伸ばし合いになることは若原も重々承知しているが、バーディを取らなければと思えば思うほど入らなくなる傾向が今まではあったと振り返る。優勝したことでそこに変化が生じた。バーディが取れなくても焦らなくなり、冷静に対処できるようになった。それは若原の中で目には見えない自信が芽生えたからだ。
明日の最終日も伸ばし合いになる展開は避けられないだろう。その中でいかに自分のゴルフができるか。真価が問われる最終日になりそうだ。












