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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2025

祝・ホールインワン⛳発多ヤマト×サトウのごはんのちょっといい話

プロ4季目を戦う発多ヤマト(はった・やまと)が175ヤードの8番パー3で、自身ツアーで初のホールインワンを達成。
史上651例目(1985年以降)、今季は7例目、本大会では23年の中島啓太(なかじま・けいた、2R・14番)と大槻智春(おおつき・ともはる、4R・8番)以来となる2年ぶり3人目の快挙となった。

8番アイアンでの一振りは、フォローの風に乗り、手前2メートルあたりで弾んでカップイン。一部始終はばっちり見えた。

第1ラウンドは、予選カットに遠い2オーバーで終わっていたため、これを契機にバーディラッシュと行きたかったが、5アンダーの「66」。
通算3アンダーでは現状、決勝進出には厳しい。

「ホールインワンしたのに、予選落ちかと言われるのは恥ずかしいな、と思っていたので。通りたかったのですが。これから練習します」と、反省しきりだったが、ホールインワンのご褒美として、主催のジャパンゴルフツアー選手会から賞金30万円と、特別協賛社のサトウ食品からサトウのごはん1年分をいただけたのには大感謝。




あれは、確か東北福祉大の3年時。
大会発足の21年大会を制した片岡尚之(かたおか・なおゆき)が、V副賞でいただいた「サトウのごはん10年分」を、後輩たちにと、寮に大量に届けてくれたそうだ。
「バイト生活で苦しい時に、なおさん(片岡)にもらったごはんで生き延びていた。自炊もしていて本当に助かったので。自分も同じように恩返しができたらな」。

お米高騰の昨今、余計にごはんのありがたみを感じるホールインワンになった。

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