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LANDIC CHALLENGE 12 2025

歴代チャンピオンの和田章太郎が8アンダー単独首位スタート!

和田章太郎にとって今週の試合が今シーズンの国内初戦。歴代チャンピオンということもあり推薦を受けての出場となったが、いきなりの単独首位発進に「こんなこともあるんですね」と照れ笑いを浮かべていた。

この日は9バーディ、1ボギーの8アンダー64。混戦模様の中で2位以下に2打差をつける最高のスタートを切った。

 

昨年のQTがファースト落ちの和田は今シーズンの出場機会がほぼ無い状態だ。ただ、昨年行われたKPGAのQTファイナルステージを33位タイで通過。日本人初のツアーメンバーとして、今シーズンはKPGAツアーを主戦場に戦っている。

韓国での経験を活かしての今日のプレーかと思いきや、実際はゴルフの状態は良く無いとのこと。ただ、2週間前にKPGAツアーで活動しているコーチからパッティングの指導を受けてから、パッティングはもちろんのことだが、ショットも上がり調子になってきたという。

 


この日のパーオン率は実に100パーセント。調子は良くないと言いながら、結果的にこのスコアを出せたのは、コーチから課せられた課題を含めて、自身が感じていることをやることだけに集中していたからだ。

「あまりスコアのことは考えていなかったです。色々練習していることも、試合の中でしか試せないこともあるので、今週はそれをやることだけを考えています。それが逆に良かったのかもしれません。明日も頑張りたいと思います」。

 

ここ数年は思うような結果を出せず苦しんでいる和田だが、久々に見た姿は生き生きとしていた。韓国でのコーチも自分からSNSでメッセージを送って打診したとのこと。様々なことを吸収するために、今は純粋に貪欲になれているのかもしれない。

明日もいい意味で無欲でプレーするだろう和田がスコアを伸ばし続けるかに注目したい。


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