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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2025

大学ゴルフ部時代の同部屋4人が“やっと”同じ舞台に集結


「こんな日が来るなんて!」と口を揃えるのは小浦和也、久志岡敏海、山本隆大、松上和弘の4人だ。

この日も練習ラウンドは4人一緒。実はこの4人は専修大学出身の同級生でなんと当時同部屋だったとのこと。ゴルフ部で共に切磋琢磨してきた仲間だが、ツアーで年間を通して同じ舞台に立つのは初めてだ。

「仲が悪くならなくて良かったですよ(笑)」と小浦が言うように、志が同じ仲間でも相性というものは当然あるし、4年間も一緒に過ごせば意見が合わなくなることもある。それが奇跡的にこの4人は馬が合った。

 

学生時代の戦績で言えば朝日杯日本学生などを制している小浦がトップだろう。23年、24年とレギュラーツアーで戦うものの、昨年はシードを確保できず今季はACNツアーからシード復帰を狙っている。

久志岡は昨年6年ぶりにファイナルQTに進み、今季はACNツアーでランク20位以内を目指す。

山本は21年に初めてファイナルQTに進み翌年はACNツアーで戦ったものの結果を残せず。今年こそはレギュラーツアーへの出場資格を手に入れたい。

松上は実は最後の挑戦と決めて4年ぶりに昨年のQTに挑み、見事にファイナル進出した。

4者4様のゴルフ人生を歩みながら、やっと同じ舞台に今年立つことができた。

ただ、「まだレギュラーツアーで一緒に戦えていないので」と小浦。夢の舞台に向けてコースと対峙する4人の戦いぶりに注目してもらいたい。

 

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