記事

中日クラウンズ 2025

社長さんの応援を背に。地元名古屋の金子が和合を疾駆

地元の期待を力に変えてコータが和合を疾駆する。
プロ5季目の金子駆大(かねこ・こうた)が、通算3アンダーの上位で決勝ラウンドに挑む。


スタートが遅延した2日目は、正午過ぎの中断前には上がってこれたが、悪天候下の不運は免れず。
後半3番のボギーに続いて4番では、ティショットがバンカーあごに刺さってアンプレヤブルのダブルボギー。

「スコアは崩してしまったけどショットは悪くなかったし、悪天候でも耐えられた」と腐らず、V争いに加わった。

初シードの昨年から所属契約を結び、今年から帽子にロゴをつけて戦うことになった「NTPホールディングス(名古屋トヨペット)」の和合支店は、和合コースと目と鼻の先。
ラウンド中も会社の看板が見え、気合が入る。
初日に続いて週末にも社長さんが応援に駆けつけてくださると言い、「嬉しいです」。

初出場の21年から一昨年まで毎年、主催者推薦を受けるなど、出場権に恵まれなかった時からチャンスをいただき、22年には2日目首位に。
結果20位に終わった経験を活かす時がやってきた。

「昨日、きょうのようなゴルフができて、それにバーディがついてくればチャンスはあるのかな」。
今年から、ウェアも名古屋のメーカー「バンクレイ」を着用。
恩人らの前で成長を見ていただくにも、この上ない舞台だ。

関連記事