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中日クラウンズ 2025

名古屋を背負って立つ22歳・金子駆大が目指す地元V

プロ5季目の金子駆大(かねこ・こうた)は、愛知県の名古屋市出身。

中2の2016年に「中部ジュニア」で優勝するなど、トップアマで活躍し、ルネサンス豊田高校3年の20年にプロテストに合格。
23年の「日本オープン」で自己ベストの3位を記録するなどシードの仲間入りを果たして、初年度の昨年は2位に2回入った。

初優勝への思いは高まっている。

今季から着用するウェアブランド「バンクレー」は、地元名古屋で展開するメーカーさん。
白×黒を基調にしたデザインもさることながら、お気に入りポイントはなんといっても着心地の良さだ。

上質な生地は常にさらっと快適で、「パンツもこんなに伸びるんですよ!」。



スイング時はもちろん、立ったり座ったりの動作もスムーズで、好プレーをアシストしてくれるのは間違いなしだ。

帽子のロゴの「ntp」は、和合のすぐ近くにも支社を構える名古屋トヨペット社のもので、会社スローガン「Nice To People 人に『素敵』を。」の略。
昨年から所属契約を結ぶが、堂々と帽子にロゴをつけて戦うのは今年から。気合が入る。

ほかにも袖やキャディバッグにつくたくさんの企業ロゴもほとんどが地元の会社のもの。
まさに、名古屋を背負って立つ22歳は「ここで勝てると、すごい人の中に名前が残せる」と、そうそうたる歴代覇者のリストを眺めて「優勝したいな…」。
ぽつりとつぶやいた。 スポンサー競技としては最長の65回を誇る試合です(歴代覇者一覧)

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