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堀川未来夢「また戻って来られて嬉しい」3年ぶりのNZに歓喜(豪ア日・ニュージーランドオープン)

豪州ツアー主管、アジアンツアー共催、日本ツアーはパートナーシップとして開催する3月2日ー5日「ニュージーランドオープン」に、JGTOから20人が参戦。


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コロナで途絶えていた大会が、3年ぶりに復活するという一報に、もっとも小躍りした1人が昨季賞金ランキング4位の堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)である。

「ニュージーランドオープンにまた戻って来ることができてうれしいです」とうきうきだ。


事前の練習ラウンドも、27日のウェルカムパーティで肩を並べた木下稜介(きのした・りょうすけ)と、阿久津未来也(あくつ・みきや)と、勝俣陵(かつまた・りょう)のお馴染みメンバーと一緒に久しぶりの絶景を堪能。

27万8000人ものチャンネル登録数を抱える人気ユーチューバーには、アマチュア選手とプレーしながら競うプロアマ形式戦も大好物だ。

「アマチュア選手と交流しながら、力を合わせてプレーするのがとても楽しい」と、サービス精神がうずく。


2017年から4年連続で出場し、前回の2020年の18位が最高位。

「上位の成績を目指すことも大事ですが、今年もニュージーランドの景色とプロアマ戦を楽しんでラウンドします」と、笑顔を振りまく堀川の左隣で、木下も楽しそう。



大会初出場だった前回の2020年では、日本勢最上位となる9位タイの成績を残した木下。

「ここの景色はやっぱりサイコーです。世界のコースをいろいろ回りましたが、ミルブルックが一番きれいなコースと思う」と、2度目のニュージーランドに改めて感動。

「そして、いつ来てもホスピタリティが素晴らしい大会。3年ぶりに開催していただいて、大会関係者のみなさまに感謝ですね」と、思いをこめて試合に挑む。

「出るからには優勝目指して頑張ります。優勝したら、1週間延泊します!」と、V宣言していた。


一方、初出場の若手選手は、絶景を堪能しながら初コースの攻略にもいそしむ。

昨季賞金ランキング5位の桂川有人(かつらがわ・ゆうと)は「思っていたよりコースが狭く感じました。ラフも長く、バンカーが多いホールもあって、思っていた以上にマネージメントが必要だと思いました」と、日大先輩の大岩龍一(おおいわ・りゅういち)や、同期の清水大成(しみず・たいせい)らとすみずみまで見て回った。


桂川(左から2)は大岩(右から3)、清水(右から2)やキャディさんたちと絶景をバックに


先輩プロたちも絶賛する大会のホスピタリティには、「みなさんフレンドリーで、雰囲気が凄く良かったです」と、前夜みんなで参加したウェルカムパーティで納得した。


昨年1月に遠征した「SMBCシンガポールオープン」で2位の成績を残して「全英オープン」の出場権を獲得するなど活躍し、4月の「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」では、ツアー初優勝も達成した。


「去年はシンガポールオープンでよいスタートが切れたので、今年はこのニュージーランドオープンをきっかけに弾みをつけたい。本戦ではアマチュアの方にも楽しんでもらいながら、自分も上位を狙って頑張ります」と、さらなる飛躍を誓った。

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