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PGA・JGTOチャレンジII 2005

優勝しか考えていなかったのに…髙橋竜彦

着実に実力をつけている髙橋竜彦。次回が楽しみだ。
9アンダーでホールアウトした髙橋竜彦は「あと2つ足りなかったな」と肩を落とした。その時点でトップだったが、後続の組の選手もスコアを伸ばしてきており、優勝スコアは2桁アンダーかと思われた。

ところが、各選手とも難しいインでスコアを伸ばせず、逆に落とす選手もいて、結局9アンダーの髙橋と崔正圭のプレーオフとなった。
しかし、プレーオフ1ホール目のパー5でバーディが獲れず、負けてしまった。「優勝しか考えていなかった。勝って来週のツアー選手権に出たかったんです」
今シーズンはQTランキング49位。それでもレギュラーツアーでは650万円近く稼いでおり、「チャレンジには出るつもりはなかった。でも先週も今週もレギュラーに出られないので、ここに勝つために来た。2位も3位も同じなんです」
それだけ気合は入っていた。
「昨日は力みすぎてしまった。今日はいい感じだったのに」と悔しさを隠さない。「インに入って、スコアを伸ばせなかった」この日のベストスコアにも満足していなかった。だが、その気持ちがあれば、いつかきっと報われる日も来るに違いない。

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