記事

〜全英への道〜 ミズノオープンゴルフトーナメント 2005

「今週、僕らが活躍することが何よりのPRになる!!」平石武則、佐藤信人、手嶋多一

今大会主催のミズノが今年、実に70年ぶりに発売するというニューボール「X8(クロスエイト)」で戦う。平石武則と、佐藤信人、手嶋多一の3人は、「僕らが今週、活躍することが、何よりのPRになる」と、もくろむ。

3人とも、復調のきっかけを、模索している。
平石(=写真上)は今年、開幕戦で右手中指の爪を怪我した。あまりに激しい痛みに、東建ホームメイトカップを棄権して、すぐに爪の3分の一を取る手術をし、いまも治療中だ。
このハプニングに出遅れて、今季これまで予選通過はまだ1試合。
「一時は、ちょっとでも爪に何かが当たったりすると、もう、のたうつくらいに痛くて。ゴルフにならなかったけど、最近ようやく、爪も生えてきて楽になってきました。今週のホスト試合は、ミズノのこのボールでパっと、良い成績をあげたいね」と、意気込む。

佐藤(=写真中)は、3試合前のJCBクラシック仙台から、日本ツアーに復帰した。今年参戦2年目の欧州ツアーで、絶大な信頼を置く井上透コーチと離れての転戦生活に限界が来てしまった。
「いったい、どうやってゴルフを立て直したらいいのかわからなくなってしまった」と、きゅうきょ帰国して、復活の糸口を探っている。
全英オープンには、過去4回出場しているが、予選通過はまだない。2000年のセントアンドリュースで、「1打差で予選落ちしたのが、最高成績」というだけに今年、このホスト試合で結果を出して、もういちどセントアンドリュースでリベンジ。
「と、そうなれば最高だけど・・・」と、控えめながら闘志を燃やす。

手嶋(=写真下)は5月、「デビュー以来初」という4試合連続予選落ちの屈辱を味わった。
マンシングウェアオープンKSBカップでようやく今年初めての決勝ラウンドに進出したが、波に乗り切れず、これまで経験したこともないスランプを経験している。

先週から平石、佐藤に続いて手嶋も、ミズノ社のボール『X8(クロスエイト)』を使い始めた。
コアに突起(リブ)をつけた8面体構造により、より高弾道・低スピンを実現する設計が施されたこのボールは、ソフトなフィーリングで、「ドローやフェード、また弾道を抑えたりといったコントロールがしやすい」と信頼を置いている。
「このボールで今週、現状が打破できれば」と、期待を寄せている。

※今週、ホストプレーヤーとして戦う選手は、川岸、平石、佐藤、手嶋のほか、鈴木亨、桑原克典、小林正則、牧坂孝作、白潟英純です。
ミズノ契約選手たちにもぜひ、大きなご声援を!!

関連記事