栃木県芳賀郡あるロイヤルメドウゴルフ倶楽部を舞台に『石川遼 everyone PROJECT Challenge』行われた大会２日目。単独首位に立ったのは桂川有人だ。連日のノーボギーラウンドで通算10アンダーまで伸ばし、２位以下に２打差をつけた。
「今日はショットもパットも完璧に近い内容で、特にパッティングが決まってくれました。今日は久々に良かったかもしれません。（パッティングで）特に何かを変えたわけではなく感覚的な微調整なんですけど、今日はフィーリングが良かったです」。
“完璧に近い”と表現したのには理由がある。ロングパットの距離感に関しては課題が残っているからだ。
「今日はロングパットでミスしても返しをしっかり入れられたので良かったんですが、やっぱり優勝争いになるとそういうところが効いてくるので、明日はロングパットも鍵になるかなと思っています」。とは言え、不安要素がありながらも最近の桂川の安定感はAbemaTVツアーの中でも群を抜いている。今日を含めた直近の５ラウンド中４ラウンドがノーボギー。桂川自身もノーボギーでまわれていることはかなりのプラス要素に捉えているようで、明日も自分のゴルフがしっかりできれば優勝は近づいてくると睨んでいる。
今シーズン、桂川が最終日をトップ、もしくはトップタイでむかえるのは今回で４度目。果たして４度目の正直となるのか、明日の最終日は逃げ切りでの初優勝を狙う。

• 桂川 有人
• 石川 遼