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亀代順哉が着実にスコアを伸ばし単独首位に立つ【第2R】

 茨城県のザ・ロイヤルゴルフクラブを舞台に行われた「2020ファイナルクォリファイングトーナメント Supported By SMBC モビット」の2日目。
 5アンダーの首位タイからスタートした亀代順哉がこの日もノーボギーでラウンド。スコアを着実に3つ伸ばして通算8アンダーとして単独トップに立った。

「今日もパー5では思うようにとれなかったんですけど、ノーボギーで2日続けてラウンドできている点はいいですね。このコースはかなり好きな感じです。距離も長くて、自分の長所を活かせている感じがします」。

 コンディション的には昨日よりも気温が下がり、スコアが伸ばしにくい状況だったが、その中でも3つ伸ばし、しかもノーボギーという点にはかなりの手応えを感じている様子。出場選手の多くが苦しむ中で、一人淡々とスコアを伸ばしているように見える亀代がこのままトップを走り続けるのか注目したい。

 トップを行く亀代と1ストローク差の通算7アンダーの2位につけているのが矢野東。5アンダーからスタートしスコアを2つ伸ばした。

「昨日のゴルフは完璧でしたから、そこと比べるとミスが多かったですね。でも2日間でこのスコアなら完璧ですよ」。
スイング理論に関する捉え方が自身の中で変わってきたこともあり、最近は飛距離が出ているとのこと。また、距離が長いことが代名詞にもなっているザ・ロイヤルゴルフクラブを攻略できているのにはちょっとした要因があるようだ。
「よくプラベートでここには来るんですが、その時は一番後ろの8,000ヤードでプレーしているんです。ここは普段のほうがグリーンも硬く感じるし、それに比べると楽というか、イージーに感じる部分もありますね。気持ち的にもいい状態でプレーできていると思います」。
あと残り2日感もいい感じでできそうな気がすると話す矢野。43歳にして心技体が本当の意味で整ってきたようだ。

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