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ダンロップフェニックストーナメント 2020

目標は、ラララ・ハワイへひとっ飛び。重永亜斗夢が単独首位

クラブセッティングも完璧ですよ©JGTOimages
17番のパー3(180ヤード)は、カップをかすめて入りかけだった。「ショットが全部、思い通りに行った。ドライバーも、真ん中しかいかない。自分の持ち味が、そこなので」。

本来のゴルフを取り戻したアトムがボギーなしの65。
重永亜斗夢が、完璧なゴルフで初日の単独首位獲りに成功した。

ウランちゃんのスタンプが最近、ラインの定番だ。
本家本元は十万馬力も、ゴルフ界のアトムは難病指定の潰瘍性大腸炎を持病に持つ。

本来ならシーズン終盤の今頃は、疲れも重なり、体力も落ちる時期だが、コロナ禍の今年は「試合がなくて、有り余った状態で練習してたらドライバーだけズレがでてきた」。

ちょうど、9月のツアー再開直前からクラブのフィッティングに奔走。
「それに対してキャロウェイのスタッフの方がめちゃめちゃ動いてくれて。毎試合、毎試合テストして、色々やってて、体がぶっ壊れるくらい球を打った」。

クラフトマンに、わざわざ地元熊本まで出張してもらうなど、試行錯誤を重ねてやっと納得いく1本が完成したのが開幕前日の昨日。
「ヘッドを4グラム重くして、シャフトを硬めに。たわみとか、間がすごくできてきて、安定してきた。スタンスを調整したりして、もう最終戦も近いですけど、やっとハマった」と感謝の首位発進した。

「アイアンも思い通りいったし、パターも昨日打ち方を変えたのが、それもまたハマって。全部良い方向に流れがいったので今日のスコアになったのかなと思います」。
高い松林がホールを隔てる難コースでボギーなしのスコアカードが完成した。

「自分の中では、苦手なコースで不安ながらに打っています。苦手だからこそ、すごくマネジメントを考えていくから、そこまで崩れないのかもしれない。上手くプレーができている」。

先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で、ツアー初優勝を飾った香妻陣一朗は同じ九州勢で、シンガポールに本社を置くグローバル企業「OBIホールディングス」と契約を結ぶ共通のスポンサー仲間。

「今年、コロナが流行る前にスポンサーさんと一緒にみんなで一緒にハワイ合宿に行ったんですけど、陣の優勝も、すごく喜んでくださっていて」。
香妻が、来年1月の「ソニーオープン・イン・ハワイ」の出場権を獲得したことも、重永には羨ましい。
「僕も、優勝してまたハワイに行きたい」。
先月、久々の検診では、持病の経過も良好で、ジェットの限りに頑張れそう。
いざ、2年ぶりのツアー2勝目へ。今週がアトムが、2週続きでスポンサーを喜ばす。

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