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ダンロップフェニックストーナメント 2019

ワンダな結末ならず。出水田大二郎が悔しい3位

”ワンダフル”な最終日、とはいかなかった。大会主催のスリクソン契約プロ、26歳の出水田大二郎(いずみだ・だいじろう)は最終ラウンドを出るつもりで、準備していた雨中の練習場で、中止の一報を聞いた。

前日3日目に「64」を出して3差の3位タイ浮上。
ホストVに向けて闘志を燃やす一方で、前夜は翌日の天気予報を確認して「昨日の時点で、中止という可能性はあると思っていいましたけど、非常に残念」。

最終日最終組で回ることになっていた、今平周吾と黄重坤とは同学年。「同級生と回るのを凄く楽しみにしていた」という。

前日のサンデーチャージで今季自己ベストで終われたことには安堵しても「中止という形の3位。悔しい気持ちのほうが強い」。

賞金ランクは前週の55位から、35位に浮上。
その年の勝者やランキング上位者など合わせた30人のみが出られる2週後のシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の出場チャンスがやにわに見えてきた。
「調子はよいので。昨日のようなゴルフができれば上位に行けると思えた。来週、優勝してJTに行ければ」。

今季から清涼飲料メーカー「アサヒ飲料」とスポンサー契約を結ぶ”ワンダ男”は次週、改めて狙う自身の2勝目で恩に報いる。

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