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残念……!!

ゲンちゃんは「3連続バーディがとれてそういうところは成長できている」としながらも、最後のボギーを悔やんだ
100回大会に、名を残すことはできなかった。豪亜共同主管の「ニュージーランドオープン」は、3日に全競技を終えて日本勢の優勝はならなかった。

奮闘の末に、時松と星野が最上位の5位タイにつけるので精いっぱい。
時松は「詰めの甘いところは相変わらず」と悔いた。
3打差から出た最終日は、「前半ちぐはぐしたが、いい意味で開き直れて後半ナイスプレーができた」。
13番から3連続バーディを奪うなど、いい形で最終ホールを迎えられたと思ったが、前日に続いて18番でまたボギー。

前日打ち込んだコース左のバンカーを警戒しすぎてこの日はティショットをラフに入れ、無念のフィニッシュとなった。
「内容は悪くなかったが、2打3打縮められたところもあったと思う。それが今後の課題」。

時松と並んで終わった星野は星野で、前半9ホールの上りの連続ボギーを悔いていた。「前半の最後で2ボギーにしてしまったのが今日一番悔しかった」。
後半5つのバーディで応戦しただけに、前半の躓きを自責しながら帰国。

インタビューではこのたびのテレビ解説者で、JGTO理事の佐藤信人から「今年はパスポート落とさないように気を付けてね」と諭される場面もあり、確かに負けても帰路は気を緩めないように。
「気を付けます!! ありがとうございます」。

帰ったら、4月の開幕まで1月半あまり。
時松も星野も、各地区競技などに出て調整を重ねながら、国内初戦の「東建ホームメイトカップ(4月18−21日 東建多度カントリークラブ・名古屋)に備えるという。

そのほか、やはり最後まで優勝の可能性に賭けた市原弘大は、通算16アンダーの8位タイに終わって「今年はまだ2試合目でトップ10に入れたのはよかったが、世界ランキングに加算されるので、もう少し上の結果で終われればよかったなという思いはある」。
帰国後にまた加わる、師匠の谷口徹の宮崎合宿ではますます気合の入った調整となりそうだ。
  • 星野は2日目に爆発。V争いに加わったが届かなかった
  • 谷口さん、また宮崎でよろしくお願いします

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