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池に入れても笑顔。市原弘大が通算9アンダー

日本ツアーからエントリーした選手の中では断トツの“賞金1位”だ。昨季の賞金ランク4位の市原弘大が、ニュージーランドで絶好調だ。
「パターの調子がすごく良くて」。
2日通算9アンダーは、これでも2度池に入れている。ドロップした18番ホール(=写真)などは「もったいなかったが、よい2日間だった」と、それでも上位争いに食い込み貫禄が漂う。

昨季は、日本ゴルフツアー選手権で初Vを日本タイトルで飾ると、11月のダンロップフェニックスではさっそく2勝目。
ビッグイベントを2つ並べて、若い秋吉と最多勝利タイを記録した。
師匠の谷口徹も目をむく活躍で、注目を集めて今季は装いも新たにスタートさせた。

帽子にデカデカとBマークは、本人には「高校時代まではお世話になっていた」と懐かしさがあっても周囲には、見慣れない姿に「違和感がある」と口々に言われて苦笑い。
「今年からキャップやグローブ、バックなどはブリヂストンさんにお世話になります」。
おまけに、昨季からお世話になる宮崎のウェアメーカー「ピーマス」の大きなロゴマーク「P」も合わせて、ニュージーランドでもインパクトは特大。

「昨年のこの大会は予選落ちをしたので、今年はいい状態で来ていい結果を出したいという思いがあった。100回大会だしトーナメントを盛り上げられるプレーをしたい」。
このままスコアでも、最後まで目立ってみせる。

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