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「そこまでは順調」だったのに、最終ホールで…坂本雄介

坂本雄介
最終ホールで思わぬつまずきだ。そこまで8バーディ、1ボギーで「順調に」スコアを通算19アンダーまで伸ばしていた。この日は西コースをプレーし、18番は601ヤードのパー5だ。
「ティーショットで欲が出ました。飛ばせば2オンできるので、右からドローボールで行こうと思ったら、打ち急いでしまった」とボールは左のOBへ消えていった。それでも打ち直しをして、4打目でグリーンを見事にとらえ、ボギーで納めた。「明日に引きずらない。ボギーでよかった」と前日はパー3でティーショットをOBにしてダブルボギーにしていただけに、ナイスボギーだった。

決勝の第5,6ラウンドは西コースを使用するが、彼は東コース、西コース「どちらとも得意とかはない」と気にしていない。首位を走る趙珉珪とは10打離されてしまったが、まだ2日間あるのでチャンスがないわけではない。1位と2位では大きな差がある。1位なら来年1年間のツアー出場権を獲得できるが、2位ならばツアー前半戦の出場優先権(第1回リランキングまで)となる。1位を狙うには明日の第5ラウンドのプレーが重要になる。はたして、どこまで差を詰めることができるか。

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