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もう一度日本ツアーに 朴銀信

首位に並んだ朴銀信
2019ファイナルクォリファイングトーナメント Supported by SMBC モビットの第2ラウンドは、6日(金)茨城県行方市のセントラルゴルフクラブ東コース(7,096ヤード パー72)と西コース(7,165ヤード パー72)の両コースを使い、198名の選手が出場して行われた。
朝からどんよりと曇っており、一日中気温が上がらず、寒い一日となった。

そんな中、朴銀信(パクウンシン)、文道燁(ムンドヨプ)の2人が通算13アンダーで首位に並んだ。朴は2011年にファイナルクォリファイングトーナメント(QT)を受け、1位の李京勲に次いで2位で通過。2012年から日本ツアーに参戦した。2014年に2年間の兵役に就き、2016年から再び日本ツアーに戻ってきたが、思うようなゴルフができなかった。今年はAbemaTVツアーと韓国ツアーを掛け持ちで参戦していた。それでも自分が思ったようなゴルフはできなかった。「調子が上がってきたのは、サードQTから。パットが良くなってきたので、ゴルフも良くなってきた。ゴルフはパッティングが重要。この2年間はパットが良くなかった。自信を持って打てるようになった」とゴルフの調子が上向きになってきた。この日は東コースをプレーし、1番ホールでいきなりボギーを叩いたが、その後は5番でバーディを奪うと、7番からは3連続バーディで波に乗った。後半も11,13,18番でバーディを獲って、6アンダー66をマークして首位に並んだ。

「昨日も成績を見ていない」と順位やスコアに気を取られることはない。あくまで「自分のゴルフに集中して」プレーしている。それでも「日本のツアーは強い選手が揃っているし、環境も整っているすばらしいツアー。もう一度プレーしたい」と来年のツアー復帰には強い意欲を持っている。

ファイナルクォリファイングトーナメントの成績、組み合わせは、
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