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〜全英への道〜 ミズノオープン 2017

ホストプロの最上位! 芳賀洋平が4アンダー

勝負パンツは、“コンブグリーン”のボタニカル柄。大先輩の手嶋多一によれば、「高級じゅうたん柄」とも。何はともあれ、お気に入りのミズノのウェアで4アンダーを出した。

先週、32歳の誕生日を迎えたばかり。
芳賀が、主催のミズノの試合で、ホスト勢の最上位につけた。

スタートの1番で、ボギーの幕開け。
いきなりよぎったのは嫌な記憶だ。
今週火曜日はミズノの決起集会で、重鎮を前に誓った。
「予選落ちなら、坊主か土日に駐車場整理の業務だ!」。
天秤にかければ「坊主のほうが気楽かな…」。内心、そんなことを考えたのを、思い出してかいた冷や汗も、すぐに引いた。

すぐ2番で、横から20ヤードのチップイン。
イーグルでたちまち「気分が乗った」。
7番で、急にスタンスを狭く構えてそれもハマった。
10メートルの上りフックが決まった。
11番では下から18ヤードをねじ込み連続バーディを奪った。

高校時代から、ミズノのクラブを愛用してきた。
千葉の中央学院大を卒業してすぐに、契約プロになった。しかし今季もチャレンジトーナメントが主戦場。
未だシード権も、ツアーの出場権もままならずに「ミズノのみなさんには、迷惑ばっかりかけてる」。

恐縮しきりで、この日は並み居るホストプロを従え、ちょっぴり恩返しが出来た気分。

所属先は、師匠の綿引浩也さんが支配人をつとめる千葉・松戸の「ゴルフレンジらんらん俱楽部」。
ゴルフを始めた10歳から通う練習場にも、吉報が届けられればるんるんだ。

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