AbemaTVツアー 2019第15戦「JGTO Novil FINAL2019」（賞金総額1500万円・優勝賞金270万円）が茨城県の取手国際ゴルフ倶楽部・東コース（〒300-2307 茨城県つくばみらい市板橋2994）を舞台に明日開幕する。

今シーズンは６月の「大山どりカップ」でツアー初優勝を飾ったほか、３試合でトップ５に入る活躍で賞金ランキングトップに立っている杉本エリック。雨が降り気温が急激に下がったこの日も入念にコースチェックを行い明日からの開幕に備えていた。
「もちろん緊張はあります。今週の試合が重要だということはわかっていますから。賞金王になるための条件は色々あると思いますが、そこばかりを意識しないで、自分がやれることだけを一つ一つクリアしていきたいと思います。今週の結果が良くても悪くても、自分がやってきたことをやれればいいかなと」。

前の試合から１週間のオープンウィークを挟んで今週の試合にのぞむ。その１週間は練習と体のケアをしっかり積んできた。昨シーズンは日本の環境に馴染めずに自分のゴルフが全くできなかったエリック。精神的にも疲れ果てたことで日本でプレーすることを諦めようとも考えていた。ただ、オフにもう一度自身を見つめ直して今シーズンに挑んだ。
やるべきことをやるだけ。それは最終戦でも変わることはない。静かに闘志を燃やすエリックの賞金王に向けての戦いが始まる。

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