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ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2025
杉本兄弟が2人揃って首位と1打差で最終日へ
予選2日間を同組でラウンドしたエリックとスティーブの杉本兄弟。共に通算9アンダーで首位とは1打差の2位タイで最終日をむかえる。
エリックは2021年から3シーズン守ったシード権を失い今季はACNツアーからシード復帰を狙っている。ただ、この1年半ほどは、自身がこれまで経験したことのない不調に陥っており、苦しい時間を過ごしている。
「この1年半くらい調子が悪くてスコアが出なくて。それが続くとどうしてもスコアのことばかり考えてしまって。なぜスコアが出ない?って。それを先週から気にしないようにしてみたんです」。
冷静にスタッツの数字などを見るとそれほど悪いわけではない。確かにスコアが出せていない結果は事実だが、スコアが出ないことによって、自分のゴルフ自体が悪いと思い込んでいた。
「今週も毎日3パットはしているし勿体無いのはあるんですが、そこまでゴルフが悪いわけじゃない。結果じゃなくて目の前の1打1打に集中できるようになってきました」。
プロとしてもちろん結果にこだわらなければならないし、結果を出さなければならないのは重々承知している。ただ、そこにこだわりすぎて自分のいい部分も見えなくなっていた。長いトンネルから抜ける突破口を今週見つけ出せそうな予感がする。
そんなエリックに刺激を与えた存在が弟のスティーブだ。試合で同組になるのは初めてで、お互い最初は変な感じだったとのこと。
スティーブもリラックスできた部分もあり楽しくできたと振り返っている。
明日は同組にはならなかったが、共に優勝の2文字を目指す。














