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ジャパンクリエイトチャレンジin 福岡雷山 2016

「悔しい・・・」。副田裕斗は今年もプレーオフで涙を飲む。

 トップと1打差の3位タイでスタートした副田 裕斗(そえだゆうと)。風速6メートル以上の風が他の選手のプレーを悩ませる中でも、要所要所でパターが決まり、次々とバーディーを積み重ねていった。
 
 13番から15番までの3連続バーディーで11アンダーとし、2位グループに2打差をつけ、チャレンジトーナメント初優勝に向け独走態勢に入るかと思われた。しかし次の16番のショートホールで、「風を計算して低い球を打とうとしたら、ふけてしまいました。」とティーショットをグリーン左に外し、ダブルボギー。さらに17番では不運にもティーショットが木の根元にいってしまい、このホールをボギーとした。そして、トップと1打差の通算8アンダーで迎えた最終ロングホール。副田は3メートルのバーディーパットを気迫でねじ込み、プレーオフへと何とか駒を進めた。まさに副田の初優勝への執念が垣間見られた瞬間だった。
 だが、プレーオフは1ホール目、時松 隆光と權 成烈(クォン ソンヨル)のバーディーに対し、副田は惜しくもバーディパットが入らず、悔しい敗戦となった。
 
 今季チャレンジトーナメントに出場している大会で全て予選通過を果たしている副田。今大会は惜しくも2位タイだったが、調子は上向いている。悲願の初優勝もそう遠くないはずだ。

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