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ダンロップ・スリクソン福島オープンゴルフトーナメント 2019

うまし福島……!! 「ふくしま交流のゆうべ」を開催

いよいよ大会を翌日に控えた26日水曜日。会場のグランディ那須白河ゴルフクラブのレストラン「オーガスタ」で、前夜祭の「ふくしま交流のゆうべ」が行われ、選手会長をはじめホストプロ10人が、出場選手を代表して県産の食材をふんだんに使った料理でおもてなしを受けた。

「福島牛ステーキ」や「阿武隈メープルサーモンのロースト」「県産野菜ごろっとチーズ焼き」等々…。
どれもよだれが出そうな料理の中でもプロたちが取り合いをしたのは、県産の桃やジューシーな果実類。

特にホストプロのレジェンド、中嶋常幸は「サクランボが大好きで、いつもパックひとつペロリと食べちゃう」と、JA福島さんにもっともっとと、おねだりしたほど。
石川遼もお土産に木箱詰めのサクランボを頂き、大喜びでお持ち帰りだ。

昨年覇者の秋吉翔太には、コースの土井・和食料理長から特別メニューがふるまわれた。特製「特製さくら鍋」は秋吉の地元熊本県の名産馬肉と、福島県のコラボ料理。秋吉の目の前で、土井料理長が県産の野菜をたっぷり煮込んだアツアツの鉄鍋に、桜色の馬肉をいざ、投入…!!
「たいぎゃうめ〜!!」。
熊本弁で絶賛した。

2011年に起きた東日本大震災の復興支援を目的に、2014年から大会がスタートして6年目。
今年もゴルフを通じて少しでも明るい話題を提供していきたいと、大会のコースセッティングアドバイザーを務めるJGTO理事の田島創志も、主催者の立場で燃えている。

「大会は毎年、20アンダー以上の争いになり、見ている方も興奮していただけると思うし、選手もプレーしがいのある。そういうコースセッティングを心掛けた」と話す田島。

豪快な打ち下ろしの9番パー4は、今年も390ヤードと330ヤードの2ティを使い分け、特別観覧席のロイヤルシートを設置。またゴルフネットTVによる9ホール限定のライブ映像も配信され、田島はその解説をつとめる。
「ぜひそちらでもお楽しみください」と、宣伝に余念がなかった。

楽しい抽選会の途中で、マイクを握った中嶋は「僕ら選手はここ福島で試合ができる、また大会を続けていただいている、ということを自覚してやらなければならない」と、若い参加プロたちに説いた。
「福島のみなさんが頑張っているのだから。我々もしっかりとお手伝いしていかないと」と、改めて思いをひとつにしていた。

今年も、ふくしまの豊かな食材と、ふくしまのみなさんの暖かな心に励まされて、選手たちはいよいよ大会初日を迎えます。



※「ふくしま交流のゆうべ」参加プロ
中嶋常幸
秋吉翔太(昨年覇者)
髙橋竜彦、葉月夫人
塚田陽亮
大堀裕次郎
出水田大二郎
香妻陣一朗
稲森佑貴
星野陸也
石川遼(選手会長)

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