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関西オープンゴルフ選手権競技 2017

あるプロゴルファーの悩ましい1日

これぞ、香川西高校トリオ! 右から河野祐輝(こうのゆうき)と、一昨年の覇者の片岡大育と、そして2人の後輩の木下稜介。

3人一緒に練習ラウンドをこなして、さあ翌初日から、揃って好スタート!
…と言いたいところだが、実は木下はまだ、出場権が決まっていない。

現地で、繰り下がりの出場を待つ、「ウェイティング」の1番目。あと1人、欠場者が出ればエントリーが出来るが開幕まで数十時間を切った今もまだ、めどは立っておらずに、悩ましい。

今週は、ちょうどチャレンジトーナメントの「HEIWA・PGM Challenge I 〜Road to CHAMPIONSHIP」が、茨城県のカントリークラブ ザ・レイクスであり、そちらに出るつもりなら、この日17時にもこちらの会場を出て、神戸空港に向かわなければ間に合わない。

この日はとりあえず、ここ城陽カントリー俱楽部の下見は済ませておいたものの、どちらに見切りをつけるべきか…。
現在時刻は16時前。
「あと1時間。考えます」。
木下は、どんな決断を下すのか。

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