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スナッグゴルフ支援自販機の設置が30台に

30台目は広島市内のゴルフ練習場「ウッディゴルフスクエア吉島」に設置された
広島県で昨年8月にスタートした、スナッグゴルフ支援自販機の設置が、1月29日に30台目に達した。

この取り組みは、コカ・コーラウエスト株式会社と、地元のジュニア育成普及機関である広島県ジュニアゴルフ振興会、そして当機構の3者のコラボレーションにより、小学校へのスナッグゴルフ寄贈のための原資が寄金されるもので、お客様がドリンクを購入すると、その一部がコカ・コーラウエストを通じて広島県ジュニアゴルフ振興会にプールされ、この寄金が小学校へのスナッグゴルフの導入と実技講習に活用されるという仕組みだ。

きっかけは昨年2月。
ある企業での講演を終えた倉本昌弘のもとに、コカ・コーラウエストの小井手慎さんが駆け寄り、倉本が話した青少年の健全育成とジュニア育成への熱い想いに共感し、課題となっている用具導入のための原資捻出の方法として提案。
既にサッカーJリーグのサンフレッチェ広島やアビスパ福岡で先行していた、スポーツ振興支援のための仕組みをゴルフにも当てはめ、準備はトントン拍子で進み、昨年8月には第1号機の設置がされた。
小井手さんは、「普段の仕事とはスイッチが切り替わり、ワクワクしながら取り組んだ。」と導入までの過程を振り返る。

県内では東広島市内を中心に、スナッグゴルフが小学校に導入される取り組みが2004年から始まっていて、現在では市内の38校全校に用具が行き渡っており、「オレも負けていられない」と倉本は意気込み、今回の支援自販機による取り組みを積極的に推進し、自身の地元の「広島市内の140校全校への導入を目指す。」と高い目標を掲げている。

桜の花が咲く新学期が始まるころには、支援自販機の寄金による小学校へのスナッグゴルフの導入が始まる見込みで、倉本をはじめとした、この活動に携わる人たちの努力が早くも開花しそうである。

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「広島県で小学校へのスナッグゴルフ導入に尽力する支援者たち」
  • 自販機には可愛いイラストが描かれている

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