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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2018

新顔のホストプロ!! 川上優大が今週最初のお立ち台

優大と書いて「ゆうた」と読む。福島で、一番最初のお立ち台。今週、最初の公開インタビューに呼ばれて25歳が恐縮しきりだ。
「僕では、場違いではないですか・・・」。

無理もない。2015年にプロ転向してから、レギュラーツアーでの賞金はまだ0円。スリクソンの契約プロとして、主催者推薦を頂戴したこれが、今年の初ツアー。

主戦場の「Abema TVツアー」とは、また違った空気に「ちょっと不安で。歩いているときの考え方とか、水を飲むタイミングとか。途中、考えてしまうこともあった」と、緊張感の中でも、後半の3番から一気に4連続バーディを稼ぐなど注目を集めて、主催者のみなさんを喜ばせた。

メーカーのスタッフにも評判の礼儀正しさは、「試合がない時はほぼ毎日」という、レッスン業で培われた。
「賞金を稼いでいないので、実家暮らし。甘えています」と、ティーチングプロの父・幹遂(みきやす)さんが運営するインドアの練習場に通ってくる生徒さんは、小1から70歳くらいまでと幅広く「初めたての子にはまず、ゴルフの楽しさを感じてもらえるように。男の子と女の子の場合でも、伝え方は変えている」と、社会勉強を積んでいる。

この日も、パッと明るく華やかなウェアは「ジャックバニー」と契約を結んで「お洒落が好き」とその日その日のコーディネイトをまめにSNSで発信したり、宣伝活動にも熱心だ。
今週は、新顔のホストプロとして顔を売る絶好のチャンス。「レッスンのお客さんたちの応援にも応えたい」。
2016年に、デビュー戦を飾った思い出の今大会で、一気に恩返しを実現させたい。

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