記事

選手会長が登場!!

予定開始時間の2時間も前からこの選手の登場を待つ、ファンの長い行列が出来た。
「僕が、このジャパンゴルフフェアに来させていただいたのはプロ1年目に1回だけ。8年ぶりです(※)」と、石川遼。

この日、一番の注目を集めた契約先「キャロウェイ」のイベントブースは今年、たまたまジャパンゴルフツアーの“重鎮”が揃った。
このアジア最大のゴルフコンベンションに、久々に登場した今年の選手会長の脇を固めたのは、大ベテランのこの2人。

一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)の相談役をつとめる丸山茂樹と選手副会長で、JGTOの理事をつとめる深堀圭一郎は、07年と10年の選手会長経験者でもある。

この日のトークイベントではまずベテラン2人から、今年はJGTOの副会長を兼任することになった、若きリーダーへのエールから始まった。

深堀は、「僕の時なんかより、今の遼のほうが、はるかにかけられる期待感が大きい」と、重責の大きさを気遣いつつ「遼には、好きにやりなさい、と。そして何かを決めなくちゃいけないときは、先輩の前で意見を発信しながら最後に“ねえ、深堀さん”と。振ってくれれば、そこで僕がサポートをする」と、約束した。

史上最年少での就任は、なんといっても「年下の人間から、年上の方に提案をする難しさ」(石川)。
自分のほうからなかなか意見がしづらい一面もあるが、「僕が一番年下だからこそ、皆さんも意見を言いやすいというのもある」と、メリットを挙げる。

そして何より「いいメンタルトレーニングになる」と、なんでも“本業”の糧にしてしまおうという貪欲さと、クレバーさは相変わらず。

丸山は「今回は、何より世界のアオキと遼がタッグを組むというのが強み」と、JGTO会長の青木功と石川による最強の二人三脚にも、期待を寄せている。
「今年は、僕も選手会長として、日本ツアーで頑張りますので、応援よろしくお願い致します!」(石川)。新体制による、ジャパンゴルフツアーの幕開けはもうすぐ!!

※正確には「10年ぶり」のようです。

関連記事