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SMBCシンガポールオープン 2016

小林伸太郎が第1ラウンドで首位に並ぶ(大会2日目)

初日から絶好調のパッティング。「変な話、グリーンにさえ乗れば、なんとなる、と」。その感覚は一夜明けても、変わりなかった。雷雲接近のため、小林には4番の3打目のアプローチから止まっていた第1ラウンド。2日がかりの18ホールは、最終9番で長いバーディトライを沈めてみせた。
5アンダーは、首位に並んでまずはやっと1枚目のスコアカードを仕上げてきた。
早朝7時30分からの競技再開は、バーディとボギーが交互に来る出入りの激しいゴルフも、きっちりと赤丸で締めて胸をなで下ろした。

賞金ランキングは63位に終わった昨シーズン。上位60人の第1シードには、あと一歩で入りそこねて、第2シードの1番目も「悔しくて。今年は初戦からエンジンかけていきたくて」。狙い通りの好発進。

しかしホールアウトしてから中継局のインタビューに応じたりなんだりで、ほとんど休む間もなく出ていった第2ラウンドでも浮かれない。「まだ四分の一が終わっただけ。気負わずに行きたい」。どっしりと腰を落ち着け、難コースと向き合う。

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