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カシオワールドオープンからの寄贈による徳島県でのスナッグゴルフ実技講習会を実施(11月19日)

カシオワールドオープンでは、社会貢献活動の一環として、小学校にスナッグゴルフ用具を寄贈する活動を2007年から始め、この8年間で27の小学校と地域スポーツクラブへの導入を行っており、一昨年は東日本大震災復興支援として、大会を後援する南国市と姉妹都市にある、宮城県岩沼市の小学校4校へも寄贈されている。

その岩沼市への寄贈では、早くも注目される小学生が現れている。
今年10月25日に行われた「ゴルフで宮城県を元気に!第3回宮城県南スナッグゴルフ大会」に出場した、岩沼市立岩沼西小学校5年の相澤隼人くんが総合優勝を勝ち取って、なんと第1回大会からの3連覇を達成し、遠く離れた四国からのプレゼントが、東北での新しいゴルフと希望の花を咲かせている。

そして本年度は、広く四国全県にも社会貢献の輪を広げていこうと、徳島県への導入を計画。毎年4月に阿波市のJクラシックゴルフクラブで開催されている、Novil Cupでの地元交流イベントで繋がりのある、阿波市立御所小学校への寄贈が決まり、カシオワールドオープンを翌週に控えての早速の実技講習会が実現した。

3時間目と4時間目を利用しての実技講習会には4年生34人と6年生38人の計72人の児童が参加し、カシオワールドオープンの開催コースである、Kochi黒潮カントリークラブ所属の弘井太郎が講師として抜擢された。

実技講習のフルショットの披露では、トーナメントでも見せないような120%を超える力でのスイングを披露し、校庭の奥に立っているフェンスにボールが届かなかったことを確認すると、更に力強いフルスイングで、今度はフェンスに当てて見せて、子どもたちに全力でゴルフの魅力を披露。
しめくくりに行われた代表児童との対戦でも、オマケを2打あげた4年生のはると君の絶妙なアプローチとジャストタッチのパットで3打でホールアウトされ、グロスでの引き分けに、こちらも全力で悔しがり、本気のガチンコ対決を演出した。

「みんなと同じくらいの4年生のときにゴルフを始めました。」と挨拶した弘井に、子どもたちは親近感を感じ、より多くの子どもたちに接しようと右に左にと精力的に目配りをしながらの熱心な指導に、子どもたちもすっかりなついて、実技講習が終わった後にはサインを求める子どもたちが再び教室から戻ってきて、給食の準備もさておいての即席サイン会に長い列ができた。

指導を受けた児童たちは、「あまり上手に打てなかったけど、良い経験になって楽しかった。」「いままでゴルフをしたことがなかったけど、分かりやすく教えてくれたので良くわかって楽しかった。」と感想を発表。そして弘井と対戦したはると君は、「お忙しい中お越し頂いてありがとうございました。プロは強かったけど勝てて嬉しかったです。」と大人顔負けの感想発表に、ほのぼのとした笑いに包まれた。

そして講師を務めた弘井太郎は、「あっという間の短い時間でしたが、みんなが楽しくやってくれて僕も嬉しかったです。真剣勝負で負けたことは悔しかったけど、みんなのパワーをもらって来週のカシオワールドオープンで頑張ります。」と、子どもたちの元気を活力に来週の活躍につなげたいところだ。

尚、カシオワールドオープンでは今年も、大会3日目に同じ敷地内の暖流コースを利用しての、第4回となるスナッグゴルフ大会が開催される予定で、既に定員を超えての応募により、寄贈を受けた小学校からの参加者で、にぎわいある大会が開催される予定だ。

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  • 4年生のはると君との勝負には完敗
  • 実技講習会のあとにはサインを求める長い列ができた

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