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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2015

ついに還暦・・・! 室田淳が最終日に素敵なバースデー

今日が還暦の誕生日・・・!
灼熱の18番グリーンから、上がってくるなり福島のマダムたちに取り囲まれた。「室田さん、お誕生日おめでと〜!!」。次から次へと握手を求められ、まるで勝者のような歓待ぶりで、もみくちゃに。
「元気もらったよ!!」と女性のギャラリーは、抱きつかんばかりに「年寄りの鑑だ!」と声をかけてくれたのは、おそらく室田より10歳は上の男性ファン。
「ありがとう・・・!!」。労いの数々に、感謝の言葉が自然と出た。

この日は、最終日をますます盛り上げる気満々の「赤いちゃんちゃんこ」ならぬ真っ赤なポロシャツで1番ティに登場。
前日3日目は、ふいを疲れた紹介にずっこけた選手コールも誕生日のこの日こそ、「今日が還暦のお誕生日を迎えた迎えた室田淳・・・!」。一気にわき起こった祝福の声を、しっかりと大きな体に受け止めてコースに出た。

「少しでもたくさんバーディを取って、ギャラリーのみなさんを喜ばせたい」。それが、還暦ゴルファーにとって、いま一番の生きがいだ。
「17番でもいいバーディを見せられたし、それで満足」。
還暦の日を、コースで過ごせるとは本人には思いも寄らなかった。「福島を少しでも盛り上げたい」と、シニアツアーは日米合わせた掛け持ち参戦の過密スケジュールの合間をぬって、初出場を決めた今大会も、来てみればあまりの暑さに本人は、諦めていた。
「俺はどうせ2日でさよなら」と、初日は首位タイの好発進にもかかわらず、日曜日にはちゃっかり用事も入れて、本人は帰る気満々でも、還暦ゴルファーがあれよあれよのV争い。

テレビ解説の青木功もうならせた頑張り。「よく持ちこたえた。よく予選を通った」と、こうなったら最後は本人も自画自賛。神様が、今季最年長の賞金シード記録を持つ大ベテランに、ご褒美をくれた。「よく頑張っていると、4日間も回らせてくれた」と、噛みしめたゴルフの醍醐味。
40歳以上の下の選手もいる中でも混じって「何歳になってもやれる。素晴らしいスポーツだということをお伝えできたのではないかと思う」。還暦ゴルファーには福島のみなさんの喜ぶ顔が、何よりも嬉しかった。

  • ゴルフ雑誌の記者の方が用意してくださった誕生ケーキ。「60」をかたどったろうそくを吹き消して、「みなさん、ありがとう!!」

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