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ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦〜決勝) 2018

ベスト8出揃う

池田と木下。それぞれ前日の4回戦から勝ち上がり、今日は夢の“ユータ対決”がすでにスタート!(7日金曜日)
総勢104人からスタートした一大マッチレースも、いよいよ巨大やぐらの上に残るのは、わずかに8人。うち、シード選手が2人。
目下賞金1位の周吾。この日の4回戦は、やはりシード選手の強豪、金庚泰(キムキョンテ)を相手に「今日は集中してやった」という。
序盤から鬼の競り合いを演じるながら、後半11番で1アップに成功。それを契機に一気に流れを引き寄せると、3&2でひとつ大きな山を越えた。
次の準々決勝は正岡竜二を相手に「1人1人、目の前の相手を倒すことだけ」。淡々とまたひとつ、やぐらに手をかける。

そして周吾と同じ山で勝利を持ち帰ったシード選手が池田。この日は朝から気がかりな内容を抱えたままコースに出た。
次週にも、ANAオープンを控える北海道で起きた早朝の大地震。すぐに関係各所に連絡をとるなどスタート前に、安否確認に奔走ながらいざコースでは冷静に、ブラッド・ケネディからきっちりと、3&2の勝利をもぎ取り8強に残った。

2勝の経験がある。大好きな輪厚。スポンサー契約を結ぶANAの大事な次週の主催大会。
この日は取り急ぎ、10日月曜日に予定されていた予選会「マンデートーナメント」の中止が主催者から発表された。
「これから水も止まるみたいだし、電気も復旧しない。俺たちに、何が出来るかというのもあるが、そこは遼が決めること」。
期間中のファン対応などは現・選手会長に任せるとして、引き続き、被災地の安全を祈りながら勝ち進む。

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