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ISPS HANDA 燃える闘魂!! チャレンジカップ 2018

借り物ドライバーで単独2位 藤島征次が初優勝を狙う

インコースからスタートした藤島征次は出だしの10番で2.5メートルのバーディパットを決めると14番では2メートル、16番ではボギーを叩いてしまうが次の17番では4メートルを沈めてバウンスバック。前半を34ストロークで折り返した。後半の2番ではOKに付け、3番でも3メートル、7番でもOKに付けてバーディを奪取し、33ストロークの67・トータル10アンダーの単独2位でホールアウトした。

「昨日と変わらずショットが安定していました。取りこぼすこと無く落ち着いてプレーできたと思いますね」と少し安堵の表情を浮かべて取材に応じた。
このコースでの攻略法を聞くと「ティーショットで狙う場所が狭いので大事だと思う」と答えた。実は先日の『日本プロゴルフ選手権』に出場した際に、フェアウェイから打つ大事さを痛感したという藤島。悩んでいたドライバーを所属先のロイズコーポレーションの社長からドライバーを借りることとなった。「今まで自分が使っていた物よりも、合っていて今週は使っています。自分のスピン量に合っているのかなと思いますね」とその選択が功を奏し好スコアに繋がった。

「明日は気負わず攻めるところと守るところのメリハリをつけてやりたいです。目標は優勝。今年はこの後レギュラーツアーに出れる資格がないので、優勝して掴み獲りたいです」。

今週は普段一緒に行動を共にしている兄弟3人での出場となったが、予選通過を果たしたのが一番下の征次のみという結果に終わった。兄2人の分まで、最後まで攻め切るゴルフで目標を掴みたいところだ。

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