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seven dreamers challenge in Yonehara GC 2014

練習ラウンドでの失敗が初日のいい流れを呼び込んだ

2位発進の大谷俊介
昨日の練習ラウンドにおける2番のロングホール。少しでも飛距離を稼いでおきたい…という思いから当然のようにドライバーを手にして打ったが、ティショットは引っ掛かりボールは左の池へと消えていった。
「このコースはロングホールで取らないと、スコアを伸ばしていけない。昨日の練習ラウンドでのミスが教訓となり、今日は飛距離の欲を消したことで、いい流れを呼び込めたと思っています」と語るのは大谷俊介だ。
大谷はINのトップでスタートすると13番でボギーが先行するものの、14番、15番、18番を取り2アンダーで折り返す。
そして、迎えた2番で大谷が手にしたのは3U。ティショット、セカンドとこの3Uで繋ぎ、残り80ヤードの3打目をウェッジで寄せ、確実にバーディを手にしていった。
「練習ラウンドでのミスがしっかりと自分の中に残っていたので、クラブ選択に迷いはなかったですね」
この2番でのバーディをキッカケに、4番、7番、9番もバーディを奪取。後半32ストロークをマークし、トータル66ストローク。6アンダーの好スタートを切った。

大谷にとって予選通過は『LANDICゴルフトーナメント2014 アソシアマンションメモリアル』以来となる。
「7月からチャレンジも全く予選通過できず、セガサミーカップ、ダンロップ・スリクソン福島とレギュラーツアーにも出場したのですが、当然予選落ち。自分のゴルフに自信をなくしていたのも事実だったので、今日のこのゴルフは快心です」
春先はゴルフの調子こそ良かったものの、順位がついてこなかった。その原因を「背伸びしすぎていた」と大谷は自己分析する。
“もっとできるはず。もっと違ったゴルフができる”という気持ちが、好調だったがゆえに湧き上がっていたのだろう。
しかし、予選落ちが続き、結果がついてこない。知らず知らずのうちに予選のカットラインだけを意識するようなゴルフになってしまっていたという。
「久しぶりの2日目ですから、明日は緊張するかもしれませんが、欲張らず自分らしいゴルフをしていきたいですね」と語る大谷。
ミスから呼び寄せたいい流れ。緊張の最終日も自分らしいゴルフで頂点を目指す。

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