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室田淳が大学教授に!!

室田が母校の客員教授に就任した。この日7日に、世田谷キャンパスで委嘱状の交付が行われた。日本体育大学は、今年創立123年。長い歴史と伝統に、室田が新たな伝説創生に乗り出した。
2016年のリオ五輪では、実に112年ぶりにゴルフが正式種目に復活する。さらにその4年後の2020年には東京五輪が控える。
松浪健四郎・理事長らから持ちかけられた。
「オリンピアンを本学関係者から輩出したい。本学OBであり、ゴルフ界においてもすばらしい実績を持ち、人物ともに優れている室田氏に、ぜひ指導をお願いしたい」。
また、谷釜了正・学長からは、「ゴルフにかぎらず、本学の学生に対して室田さんからスポーツの本来の姿を伝えていただきたい」と昨年末に請われて、一大決意をしたのは尊敬する父母によるところも大きかった。
「両親が教員でしたので」。本人も文武両道を貫き、在学中には教員免許を取得。
そして、このたびのオファーには、何か大きな縁を感じないではいられない。
「父は亡くなっていますが、このような栄誉をいただいたことは、親孝行になったのではないか。声をかけていただいて感謝しています」と、謹んで引き受けることになった。
昨年のシニアツアーの賞金王は、ジャパンゴルフツアーで通算6勝。昨年のファイナルQTランクは16位の資格で、今季もまだまだレギュラーツアーで気を吐く。
そして、このほど客員教授に就任と、二足のわらじは今まで以上に多忙を極めるが、58歳のタフガイは「ここから五輪選手が選ばれるように、微力ではありますが力を注いでいきたいと思っています」と、やる気満々。「ゴルフ界での経験を、若い学生に少しでも役に立てればという気持ちで一緒になって勉強していきたい」と、現役大学生にも負けない若々しさで語った。















