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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2015

スナッグ育ち! 吉田泰基(たいき)さんが挑むプロの初舞台

今週月曜日には“アトム”が地元印西市立牧の原小学校に、スナッグゴルフのスクールセットを届けに行くなど、ジュニア育成にも力を注ぐこのHEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」。

第3回の今年は、6人のジュニアに出場の機会が与えられた。
初日、2位タイにつけた今田竜二も、同組で目を細めた。倉敷市立多津美中学3年の大嶋命(いのち)さん。「僕も久しぶりで緊張したけど、大嶋くんは、もっと緊張したんじゃないかな?」(今田)。

埼玉県の加須市立大利根中学校3年生の中島啓太さんや、大阪の日本ウェルネス高校2年の小斉平優和(こさいひらゆうわ)さんなど、フレッシュな顔ぶれが居並ぶ中でも、ちょっと特筆しておきたいのが、香川西高校3年生の吉田泰基さんだ。
先週の女子ツアーで活躍した畑岡奈紗さん(翔洋学園高校)も実はそうなのだが、スナッグゴルフの経験者。吉田さんは、神戸市立塩屋北小学校6年生のときに、2007年の全国大会にも出場している。

「スナッグゴルフはゴルフの基本を身につけるのに、とても役立った」と、めきめきと腕をあげ、今年は「PGM世界ジュニア選手権・15ー17歳男子の部」でみごと優勝。
その実績が認められ、今週は初めて挑んだプロの試合。
「緊張して・・・」。普段は何でもない距離のパーパットが決められずに、スタートから連続ボギーを打つなど、いきなり洗礼を受けた。

「今日は短いの、何回外したっけ・・・」と、今週はキャディをかって出てくれたチームメイトの板東篤司さんと指折り数えて「ありすぎて、分からんなあ」と、苦笑い。
2人の目標の「予選通過」も初日は3オーバーを叩いて、いきなり暗雲。「こんな大きな大会に出させていただいて、良い経験をさせていただいている」。将来のプロ入りを目指す吉田さんにとっても何よりの成長の場所で、「明日は出来るだけ、上を目指して頑張ります!」。
「・・・明日は、泰基(たいき)チャージやで!」。かたわらの板東さんの応援も頼もしく、2日目こそスナッグ育ちの根性を見せつける!

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