記事

ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント 2015

夢かなわず・・・眞弓明信さんは予選落ち

目標にしていた70台には、3つ多かった。「今日はほんとにまんまと罠にハマッた」。9番と16番で池ぽちゃ。「ピンぎりぎりに切ってあって・・・。でも狙うしかないからね」。池を越えて、すぐのところにピンが切ってあった9番は、2ヤードほど足りなかった。

打ち直して4打目は、ピンそばのナイスボギーにおさめたが、また池に入れた16番ではこらえきれずにダブルボギーだ。
「やっぱりね、思うようにいかへんかったね」と、苦笑い。ほろ苦い61歳のデビュー戦は、特に今季一とも言われる深いラフに手こずって、「最初のうちは挑戦してみたけれど。ことごとく上手くいかへん。今日はもうラフ入ったら、ロングアイアンで打つ気もせん」。

丁寧な脱出で、7番では7メートルのバーディで「あれは良かった」と、つかの間の喜びも、16番で力尽きた。また主催者推薦のチャンスがあれば、受けてみる気持ちはあるか?
「そりゃあ・・・いただけるなら、乗っていかんとあかんでしょう」としかしどんなに打たれても、懲りてはいないが「年齢的なものはある。もうちょっと体を元気にしてね。まだまだ」と、次のチャンスまでに体も腕も、磨いておく。

この2日間は、若い選手にも堪えるような関西の蒸し暑さに、かぶっていたサンバイザーをそこらに置き忘れるほど上がってすぐはヘロヘロでも、62歳の誕生日を迎える12日日曜日には、所属コースの三木ゴルフ倶楽部で1日36ホールのキャプテン杯に出場することにしたというから、やはり阪神タイガースの元監督は、ただものじゃない。

関連記事