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ミュゼプラチナムオープンゴルフトーナメント 2015

眞弓明信さんがツアー初参戦!!

武藤俊憲とのプロアマ戦からええ調子であがってきた阪神タイガースの前監督の第一声は「昨日のマートンの走塁やで〜」。今は本業の野球解説の合間を縫って、磨いてきたゴルフの腕を、ついにレギュラーの舞台で試す日がやってきた。

日本シニアオープンにも出場経験があり、2012年の北海道シニアオープンでは、ベストアマを獲得している。
「でも初めてのレギュラーは・・・」。2012年に、マイナビABCチャンピオンシップは本戦切符をかけたマンデートーナメントから挑戦したが「とんでもなかった」と、箸にも棒にもかからなかったが、今回は主催者推薦を受けて“初登板”。

「どういう結果になるか、想像つかへんよ」と、開幕を前に雲をつかむような眞弓さんに、この日同組で回った武藤は「眞弓さんは上手い!」と、元プロ野球のアマチュア選手を褒めつつ、「このセッティングで75で回れれば上出来なんじゃないですか?」。
「せやね、75なら合格点やね」と、眞弓さん。

大阪のテレビ局「サンテレビ」のゴルフ番組で今もシニアプロの髙橋勝成にレッスンを受けて、総距離7012ヤードはさほど気にならないまでも、手強いのはトッププロすら手こずる深いラフ。
苦戦は予想されるが、それを上回る充実感を想像して、眞弓さんの胸は高鳴る。
「めったに出来ない経験。こういう舞台にトライさせていただけるなんて、ないでしょう? なかなか味わえない緊張感。楽しみながらやりたいな」。

今まで、元野球選手なら、桑田真澄さんや立浪和義さん、デーブ大久保さんらがゴルフツアーに挑んだが、いずれも決勝ラウンド進出には至っていない。奇しくも最終日の12日日曜日に誕生日を迎える61歳が、もしもその壁を突き破れたとしたら、まさに快挙である。
実現したら、素晴らしいバースデーになることは間違いないが、しかしそうなると、4日間の過酷な戦い。「考えたら、それはそれでしんどいな」と、笑った。

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