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JCBクラシック仙台 2004

プロ7年目の大桑暢之(のぶゆき)が、17番でホールインワンを達成

「絶対に、誰にもあげない!」
プロ7年目の大桑暢之(のぶゆき)が、17番でホールインワンを達成

カップインの瞬間。大桑の頭をよぎったのは、「極上の霜降り肉!」。ツアー初のホールインワンを達成した17番パー3は、大会の特別協賛(株)ジェーシービー提供の200万円がかかったホール。「いっつも、JCBカードで買い物しているご褒美かな?! この賞金で、大好きな肉をたらふく食べられるっ!」。169センチ、77キロの体躯を揺らして、茶目っ気たっぷりに笑った。

大阪・近畿大学4年時の日本アマチュア選手権でもエースを記録した経験があるが、そのときかけていたホールインワン保険は、「そっくりそのまま、両親に持って行かれちゃったんですよ」と、いまでも嬉しさ半分、悔しさ半分の思い出だ。

今回の賞金対象は決勝ラウンドのみ。複数出た場合は均等割りだが、「今回は、絶対に誰にもあげないよ!」。最終日に、またほかの達成者が出ないことを、祈るばかりだ。

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