記事

カシオワールドオープン 2015

連覇がかかる、片山晋呉

昨年は、シーズン最終戦から数えて伝統の4戦のうち、唯一勝てずにいたこのカシオワールドオープンで、弟子の冨山聡に3打差をつけて、自他共に認める“横綱ゴルフ”でツアー通算28勝目を飾った片山。

今季は、やはり最終戦から数えて伝統の4戦のうち、三井住友VISA太平洋マスターズで大会2勝目のツアー通算29勝目を飾ったのは良かったが、最終日が中止となる54ホールの短縮競技で、ジャンボ尾崎に次ぐ史上2人目の20億円超えは、翌週に持ち越された。

本人も目標に掲げていた「プロ20年目の30勝目で、20億円超え」には、わずかに93万9291円足りなかったが、先週のダンロップフェニックスで11位タイにつけて、さらりと大台はクリア。

今週は、昨年のVキャディの佐藤賢和さんとの再タッグで、そのため先週まで佐藤さんが担いでいた石川遼は、高1の弟・航さんにバトンタッチすることになり、初の“兄弟タッグ”が実現することに。
「弟はゴルフも最近、頑張っているし、僕と違って勉強も優秀。キャディをやってみる?と振ってみたら、すごく嬉しそうで、将来はプロになりたいんじゃないかな」と、こちらの“超・レアタッグ”もファンには必見・・・・・・!!

カシオ所属の石川の初の大会ホストVと、片山は連覇達成で、改めて大々アピールの「プロ20年目の30勝目で、20億円」が、かかっている。
そして、いよいよ佳境を迎えた賞金レースと今週は、なんといってもシード権をかけた最後の戦いと、どれもこれもがみどころ満載。
今年も会場の「kochi黒潮カントリークラブ」が熱く燃える・・・・・・!

関連記事