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フジサンケイクラシック 2003

『最終日は振り落とされないように・・・』地元出身の原川光則が、頼もしい相棒と6位タイ浮上

会場の地元、伊東商業高校・出身のコンビが頑張っている。
今季のつるやオープン初日に並ぶ自己ベストタイの66をマークしてこの日3日目、6位タイに浮上した原川光則と、そのキャディの斉藤正幸さんだ。

学生時代にはこっそり授業を抜け出し、今大会の観戦に来たこともある2人。
卒業後はともにツアーの道を目指し、原川は静岡県の御殿場のほうで、斉藤さんは地元・川奈に腰を落ち着け、研修生生活を送ってきたが、原川が昨年のファイナルクォリファイングトーナメントで6位に入り、一足先に本格参戦を果たしたのだった。
斉藤さんの母・由利子さんは、斉藤さんが生まれる前から、ここ川奈のハウスキャディをしており、今週は、奥田靖己のバッグを担ぐベテランだ。
また、斉藤さん自身も小さいころから「川奈ホテルか、そばの海が遊び場だった」というように、こっそりもぐりこんではコースをラウンドし、「隅々まで知り尽くしている。
トーナメントのセッティングという点ではまた少し違うけど、グリーンの芝目などならけっこうアドバイスできる」という頼もしい斉藤さんを、今週、原川は“相棒”に選んだ。「マネジメントだけでなく、昔から知っている仲だけに、リラックスしてゴルフができています」(原川)。
33歳と同い年ながらゴルフに関しては先を越されているだけに、斉藤さんは原川のことを「師匠」と呼ぶ。この3日間というもの、その“師匠”のそばでトッププレーヤーたちの戦いを目の当たりにして、「今の自分に対して悲しい気持ちもあるけれど、“とにかく俺も早くここに来たい”という気にもさせられました」。
一方の原川は、首位と6打差で迎える翌最終日、「とにかく上に振り落とされないように頑張りたい」。同級生に、もっと大きな刺激を与えられるようなプレーをする、と燃えている。
写真=右がキャディの斉藤さん。この日は、高校時代の同級生たちも大勢コースにか けつけて、大きな声援を受けながら二人三脚のプレー。

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