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トップ杯東海クラシック 2014

今季初シード入りを狙う! S・H・キムが首位タイ発進

ひとつきっかけをを掴めば、止まらない。爆発力に定評のある28歳は「確かに。リズムを掴んだら、僕はとことん行くタイプ」と、この難コースで前半の17番から、圧巻の6連続バーディで、初日からさっそく首位獲りに成功した。

昨年に続く自身2度目の三好で、攻めに攻めた。
「このコースはフェアウェイキープが鉄則だけど、ラフに入れても、今はアイアンショットがいいから」と、チャンスにつけたホールはひとつも取りこぼさなかった。

先月のフジサンケイクラシックで、2日目に単独首位。しかし週末にずるずるとスコアを落として結局11位タイに終わったのは、「意識しすぎて、欲を出してしまったから」。

今季は初シード入りもかかっており、「ここで」という気持ちが空回りをした。現在の賞金ランク38位は、あともう一歩。
しかし、今週は二の舞は演じない。
「引き続き、自分のリズムを崩さないように、落ち着いてプレーする」。

今年は韓国ツアーの「SKテレコムオープン」で、プロ初優勝を飾り、そのときの経験も生かしたい。「どんな状況でも、じっとチャンスを待つ気持ちで。今週こそ、今日のようなプレーが4日間、続けば最高ですね」。
勝機を掴んで、このまま一気に頂点にのし上がる。

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